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アスファルトルーフィング940と改質アスファルトルーフィングの違い

アスファルトルーフィング940と改質アスファルトルーフィングの違い

最終更新日:2022-08-17

よくこんな質問をされます。

『図面にアスファルトルーフィング940適合品と書かれていますが、改質アスファルトルーフィングでも良いのでしょうか?』

また、『良かれと思い高い品質の改質アスファルトルーフィングを使ったのに注意された』というお話もよくお聞きしております。

実は多くの改質アスファルトルーフィングはアスファルトルーフィング940には適合しません。それがなぜなのかをご紹介させて頂きます。

アスファルトルーフィング940とはJIS規格で規定された製品です。構成としては原紙にアスファルトを浸透、被覆し、表裏面に鉱物質粉末を付着させたものが前提となります。また製品の単位面積質量という規定があり、1㎡あたり940g以上が必須となります。

アスファルトルーフィング940 構成図(彩)

改質アスファルトルーフィングは基材を原紙から合成繊維不織布などに変えた製品や、表裏面に合成繊維不織布を用いる製品、自着出来るように粘着層を設けた製品等構成が様々でJIS規格に規定されていない構成が主となります。またアスファルトに熱可塑性エラストマーなどの改質材の添加により防水性能を向上させた改質アスファルトも用いることにより基本性能を向上させ、JIS規格の重量よりも軽量化された製品も数多くございます。

改質アスファルトルーフィング 構成図例(雅)

粘着層付き改質アスファルトルーフィング 構成図例(プロタイト)

上記にある構成や重量がJIS規格に合致していないことから改質アスファルトルーフィングはアスファルトルーフィング940に適合しません。

図面にアスファルトルーフィング940適合品と書かれている場合、該当商品(彩)を使用するか、又は事前に設計者等関係者へ使用の許可を取ってから改質アスファルトルーフィングを使用することでトラブル回避につながります。

弊社アスファルトルーフィング製品に関してはこちら

屋根下葺材 : アスファルトルーフィング residence01

改質アスファルトルーフィングに関して詳しくはこちら(日本防水材料協会)
http://aspdiv.jwma.or.jp/jutaku/jutaku-01.html

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